好印象に必須の口内ケア!愛犬が教えてくれたこと

日本人の8割が歯周病と言われています。最近は、マスクで口元を見せる機会は減っていますが、歯周病による口臭、歯垢、歯石は、悪印象を与えます。芸能人のようにホワイトニングで歯を真っ白にする必要はありませんが、口内ケアをしっかりして綺麗な歯を保つ事は好印象に欠かせません。また、口内ケアは、見た目だけでなく、健康にも大きく影響することをご存じでしょうか?
飼っていた愛犬を通して学んだ、口内ケアの大切さについて解説します。

愛犬に起きたこと

実は、口内ケアは見た目の印象だけでなく、健康維持に非常に重要だという事を、飼っていた愛犬が教えてくれました。

当時、愛犬は、膀胱炎と目の疾患を併発し、かかりつけの動物病院と眼科専門の動物病院の2箇所に通っていました。膀胱炎は抗生剤治療、目の疾患はステロイド治療と相反する治療法で、双方の獣医同士の会話も頻繁に行ってもらいましたが、治療方針が定まらず困惑していました。そんな時、更に悪い事に、愛犬の顔面が腫れ出したのです。かかりつけ医の診断で、歯周病が原因との事、他の疾患もあるので、設備の整った大病院で総合的に治療した方が良いとの意見でしたが、なんとか歯周病の治療(手術)をやっていただく事になりました。

驚愕の結果

その後、歯周病の手術が終わり経過観察をしていました。すると驚くことに、歯周病だけでなく、膀胱炎も目の疾患も全て治ってしまったのです。獣医師によると、歯周病の菌が全身に回って、目、膀胱の疾患に至っていたとの見解です。

愛犬の歯のケアを怠っていた飼い主として、猛反省しましたが、口内ケアを怠ると、これほど健康に悪影響を与えるという事を身をもって教えてくれました。

愛犬は、3年前にこの世を去りましたが、毎朝欠かさず、いつも使用していた飲み水容器の水換えと「ありがとう」の言葉をかけています。

まとめ

口内ケアは、好感度を上げるためには不可欠であり、逆に怠ると悪印象を持たれ、人を遠ざけてしまいます。また、歯周病菌は予想外の病気の原因になりますので、健康維持の観点でも非常に大事です。風邪(ウイルス)も歯周病菌が感染の手助けをするようです。私は、きちんと口内ケアをするようになってからは、風邪をひく頻度が激減しました。
毎日、口内ケアをしっかりやって、素晴らしい出逢いに備えましょう!