お見合で緊張して失敗しない方法

初対面の相手との会話は、個人差はあるものの多少なりとも緊張するものです。お見合は、1時間程度の短時間で、相手に自分を知ってもらう必要があるため、緊張が原因で、十分に自分を出せず悪い印象を与えてしまったという事が無いようにしたいものです。そこで、緊張について正しく理解し、お見合で本来の自分が出せるようにするポイントについてまとめてみました。

緊張は悪か?

そもそも、初対面で緊張するのは悪い事なのでしょうか?

緊張すると、思考が停止し、思ったように物事を行えなくなるので、悪い事と考えがちですが、相手にとってはどうでしょうか?
ある意味、緊張は、相手を尊重している証なので、相手に緊張している事が正しく伝われば悪い気分にはさせません。問題なのは、緊張の結果、本来の自分を出せなかったり、コミュニケーションが成立しないまま終了となってしまう事です。

特に出だしでつまずいて頭が白くなると、表情が硬くなり言葉に詰まって、それを取り繕うとすると、更に焦ってパニックになり終わってみたら何を話したのか記憶にないという経験はありませんか?

実は、私も極度のあがり症なので、初対面での失敗は数多くしてきました。よくあるのが、相手を避けていると思わせてしまう事です。親しくなった友人からは、初対面の時は、とっつきにくそうであまり良い印象はなかったと良く言われます。

緊張の対処方法は?

緊張しないようにと思っても、思えば思うほど緊張しますよね。大勢の前でのスピーチでは、まず冒頭でジョークを言って場を和らげるという方法がありますが、すべると大変なことになりますね。お見合では、余計な事を考えず、正直に「緊張してます」と相手に伝えてしまう事だと思います。過去に、私が企業で採用面接官をした時、顔から大量の汗をかき、緊張した様子だった学生に、「緊張してるの?」と聞くと、「はい、すごく緊張してます」と正直に言われましたが、全く悪い印象は持ちませんでした。

緊張を隠そうとせず、まずそれを相手に伝えて、場を和ませてから会話に入りましょう。また、緊張対策としては、事前準備をしっかりして、不安要素を取り除いておくことも大切です。お見合の場合、予め会話する段取りを決めておき、話が途絶えたらこれを話そうと準備しておくと、安心ですね。

まとめ

緊張とは、相手を尊重する正常な心の反応です。お見合いという、初対面の相手と短時間で情報交換する場においては、しっかり事前準備して不安要素を取り除く事が大切です。実際のお見合いの場では、まず場の雰囲気を和ませてリラックスした状態で会話に入りましょう。もし、緊張して頭が白くなってしまったら、隠そうとせず、正直に「緊張してます」と伝えましょう。誠実に接する事で、好感度は高まりますし、そこで場が和らげば、会話もスムーズになります。